先日大盛況のうちに幕を閉じたシャネルの2014春夏コレクション。
その中で、デザイナーのカール・ラガーフェルドもお気に入りの靴があるといいます。
それは、ソックス一体型のパンプスです。
(画像引用:シャネル公式サイトより)
すでに若い女性が街なかで靴下とパンプスやサンダルといったコーディネートを
しているのをご覧になったことがあるでしょう。
海外のトップモデルやセレブから火がつき、
とうとうシャネルからは何ともモードな一体型パンプスが登場しました。
さすが、これをやってのけるのはシャネルというブランドしかないと思います。
デザイナーのカール・ラガーフェルドは、次のように語っています。
"I like also the new Chanel shoes, socks included.
It looks less bourgeois than the tiny little escarpins, as the French say."
「シャネルのソックスと一体型の新作シューズも気に入っています。
フランスでエスカルパンと呼ばれている小さくて華奢なパンプスのもつ
ブルジョワ的な印象ではありません」
確かに、今までのタイツやストッキングと合わせるばかりのパンプスは、
細くて華奢な印象で、足首を強調しますが力強さやモード性には欠けます。
ソックスを合わせることで、一気にパンプスがタウン仕様になり、
デコラティブな印象をもたらします。
日本では、まだクルー丈ソックスが主流ですが、
海外ではすでにハイソックスとパンプスという組み合わせが流行しています。
高級メゾンのシャネルが本格的にソックス+パンプスという
斬新なコーディネートを取り入れたのは、まさにモードとストリートが近くなっているのだと実感します。
それでいて、上品さや均整を失わないのはさすがシャネルというべきでしょう。