世界で最も有名で価値のあるロゴは、シャネルのCCマーク
(ココマーク、ダブルCマーク)でしょう。
このココマークについて、面白い誕生エピソードがあるのでご紹介します。
映画「ココ・シャネル」では、ココマーク誕生を以下のように描いていますが、
実際は他の由来があったそうです。
以下、シネマトゥデイより引用です。
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若かりし日のココが、Cのロゴを記した2枚の薄紙を手にしていたとき、
片方の薄紙が偶然裏返り、Cのロゴが反転するのだ。
そして、ココが反転したロゴと通常のロゴを何気なく重ねてみた結果、
Cが対照的に組み合わさったシャネルのロゴマークが誕生するのである。
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このココマークには、別の物語があります。
1920年ごろ、フランスのニースにある古城をココ・シャネルが訪れました。
当時上流階級でもてはやされていたココが香水作りで近くを訪れた際、
城主に古城、シャトー・ド・クレマでのパーティーに招待されたのです。
(画像:シャトー・ド・クレマ Wikipediaより)
シャトー・ド・クレマ(Chateau de Cremat)の頭文字の2つのCを組み合わせた
マークがこの城の伝統的シンボルマークだったのですが、
ココはこのマークを非常に気に入り、城主に許可をもらってブランドのマークにします。
これが、ココマークの誕生秘話です。
Chateau de Cremat (トリップアドバイザー提供)
Chateau de Cremat (トリップアドバイザー提供)
シャトー・ド・クレマは、南仏ニースでも有名な観光スポットであり、
有名なワイナリーです。
意外と知られていない、ココマークの真実でした。