トップモデル、フライヤ・ベハ・エリクセンは、シャネルの現在のデザイナー、
カール・ラガーフェルドのお気に入りのモデルであり、シャネルのミューズとして
一時代を築き上げました。
フライヤはデンマーク出身のモデルで、2013年現在25歳。
2005年にランウェイデビューを果たし、それ以降多くのデザイナーやメゾンの
インスピレーションを刺激する存在であり続けています。
「ザ・クイーンオブクール」「反逆者」と呼ばれる中性的な魅力を持ち、
2007年にはカール・ラガーフェルドに見出されてシャネルのミューズ(広告塔)となります。
この「The Tale of a Fairy」という短編フィルムではカール・ラガーフェルドが監督を務め、
フライヤは性別不詳の妖精役を演じています。
2012年まで5年間、フライヤはシャネルのミューズを務めます。
カール・ラガーフェルドは、フライヤについてこう語っています。
「お気に入りのモデルがいる。私にとっては友人、あるいは娘のような存在だ。
彼女の名はフライヤ・エリクセンといって、非常に人気がある。
彼女以上の女性はいない。
容姿においても人間性にしても申し分のない最良の女性でね、
共に仕事をしなくなってもずっと友人でいつづけたいんだ」
まさにフライヤは、2000年代のシャネルを象徴するミューズだったのです。